浦和エリア、分譲新築戸建の現状!
2016.4.17
浦和不動産、岡村です。今日は浦和エリア、分譲新築戸建の現状をお伝えします。
建売分譲というと市川海老蔵のCMでもお馴染みの飯田ホールディングスが最大手で独立していた一建設、飯田産業、アーネスワン、東栄住宅、タクトホーム、アイディホームの計6社を統合して飯田ホールディングスを2013年11月に設立されました。(俗にパワービルダーと言われています)
一建設施工例
東栄住宅施工例
元々、飯田グループというのは業界内では昔から有名で他にもホークワン、ファースト住建、ビルトホームであったり住宅情報館も傘下にあり分譲住宅でのシェアは50%以上とも言われております。 (2015年上記6社のみで首都圏45%)私ども仲介業者から見ると70%位あるのではないかと思うくらい、これでもかと情報が入ってきます。
浦和エリアでも10年程まえの印象としてはあまり土地価格が高いと手を出さないイメージでしたが最近はどこでも土地を仕入れ販売しております。それは土地情報が統合により様々なところから入手していると予測できます。
反面、売れなければ価格を下げ続け、ある意味価格破壊を起こしているのです。2007年の首都圏での分譲新築戸建の平均成約金額が4023万円だったのが2014年には3415万円に約600万円下落しています。消費者にとっては良いことの方が多いと思いますが、地域密着型のビルダーにとっては利益を確保するのが難しくなっています。
そこで地元ビルダーは建物で差別化し生き残りを見いだし違いを訴えております。
浦和エリアの地域密着のビルダーの代表格として三栄建築設計や大宝建設を挙げておきましょうか!共通しているところははデザイン性や設備品と細かい工夫だと思います。三栄建築設計のキャッチコピー「同じ家を作らない」という通り中には奇抜な外観もあったりしております。
大宝建設に至っては外観にタイルを施し重厚感を出しオーソドックスですが他の建売物件より建築面積を大きく取り狭い部屋(4.5帖等)を極力無くしております。
三栄建築設計施工例
大宝建設施工例
今後も浦和エリアでも建売新築戸建では飯田グループvs地元ビルダーの図式は続くと思われます。
ひと昔前は浦和中心部の常盤、高砂、岸町、元町で4000万円台の新築戸建物件は存在していませんでしたが、最近は5000万円を切る物件が販売されるようになってきています。
浦和不動産ではどちらの物件でも仲介手数料無料にてご紹介可能です。